インド料理屋の試練  

ぼやっき〜です。
以前いたコックさんは、それはそれは、ワガママで傲慢でした。ずる賢さもあったが、しかし、ひびきはわるくない、なにかしら可愛げもあったり、料理が上手だったり、、、こちらの要求の意図をすぐ理解して動くことができた。しかし、自己顕示欲の強いタイプで、ふつうはキッチンでカレーを作るほうは、ホールにあまり出てこないのに、ホールに出てきてお客様からチヤホヤされるのが好きだった。ふつうはタンドール担当が出てくるほうが段取りとしてはいいのだけれど。
そんな悪習がついてしまったのか、私にいつも怒られているネイティヴコックさんが、やっとカレーを作っても、皿を洗っても、掃除をしても以前より私にダメ出しされる回数が減ったのをよいことに、ホールに進出してくるのであった。
しかし、残念ながら、やっぱり前の投稿でも書いたように、ルックスがスッキリしていて、笑顔がいいのにホールはこしたことはないのだ。

なんとか、以前いたコックさんのようなポジションに這い上がりたいコックさんと、ホールはできるだけ、愛嬌がある方がいいのよと思っている私とで、これまたイタチごっこである。
それがまた、ヒンディー語とドイツ語しか通じないときているので、はっきりと、ホールに出たいなら、髪をヘナで染め、身なりをスッキリして、笑顔ででなさい!と私も言えないのである。、
あ、私がヒンディー語をマスターすればいいんだよね〜なんで、簡単じゃないな。。
そして、梅田から手伝いにくるイケメンはなんでか遠慮してホールにあまり出ようとしないのであった。
もういやになっちゃう!!!