インド インド ⑬

チャイを飲んだら、やっぱり目の前の陶器屋さんが気になって仕方がない私。。。

まだ、この日まで、一度も女子の楽しみ🎶 ショッピングをしていなかったので、可愛い食器や花瓶などに興奮する。。。

なんでいるんだ??といわれながら、お店で使えるじゃん!と言ったら、相方もまんざら気が無いこともない。。。

しかしながら、なんでここで買うの?とか、どうやって持って帰るの?とかといろいろ出てくる。。

で、お店の若いに~ちゃんと値交渉したら、結構高く言われて、おかんむり!!


でも、ほしいなあーという私。。。そのうち、P.C.もPariも、これはクルジャポッタリーだよ。なんでここで買うの?と、、。

意味の分からない私は、だってかわいいし、お店で使えるし。。。

高い値段を言われて怒りまくる相方、、なだめるP.C.とPari。。

そのうち、私も面倒になってきて、いらないよ。。じゃあ、、、

P.C.とPariがせっかくスリーラが気に入ってるんだから、もう買うことにしたら?
なんでここで買うんだよ!と相方。。

この金額よりまけられません、、と陶器屋の若いにーちゃん、、、

結局、にーちゃんが言った金額より250ルピーくらい安くなんとか交渉して、、
、さあ!気を取り直して、先に行こう~🎶
荷造りしといてくれよ!後で取りに来る~!と車に乗り込む。。

車の中で相方が

スリーラ、こんな話を知っているかい??

田舎の青年が初めて都会へ出てくる話なんだが、、、。

田舎の青年の日常は毎日畑で、野菜やレモンの木の世話、収穫をしていて、彼の日課は毎日レモンウォーターを飲むことだった。。

ある日青年は、用事で初めて大都会へ出てくる。。そして、見るものすべてが珍しく、びっくりしながらカフェに入る。。そこで、ウェイターにオーダーはと聞かれ、レモンウォーターを頼む。

用が済んで、田舎へ帰ると友人が、都会に行ってどうだった?何をしたの?と聞く。
そこで彼は、カフェでレモンウォーターを飲んだよ!と自慢投げに話すと、友人が、そんな馬鹿な!毎日ここで新鮮な収穫したばかりのレモンでレモンウォーターを飲んでるのに???と。。
わざわざ都会に行って、やっぱりレモンウォーターなんて!それもお金を払って!!!

私:たしかOSHOの講話の中の最後のジョークのところにあったよね、、この話。。。

相方:スリーラ!僕たちは今、それと同じことをしたんだ!!

私:????

そして、この重たい荷物はプーナの私たちの家から空港へ、、さらには国内線でデリーに運ばれ、さらには日本に持って帰ってくるんだけど、、。
もちろん、手荷物で持って帰ってきて、、

その重たい荷物を持つたびに相方がレモンウォーターだ!というのだけれど、さっぱり理解できず、、その意味がわかったのは、日本に帰るために空港に向かう車の中だった。。

その車に、相方の幼馴染が乗っていて、スリーラ。。君がロナヴァラで欲しがった陶器は、クルジャポッタリーって言って、インド国中で一番有名な陶器だ。
だれでも、あれをみたらクルジャポッタリーって知っているよ。
でね、、僕はエンジニアだけれど、陶芸家でもあるんだが、、サマルパンも僕の実家もクルジャシティーにあるんだよ。

私:え???? アグラでなくてナグラじゃあないの?
(アグラっていうのはタージマハールのある地名、、実家のビレッジの名前が覚えにくいのでいつもタージマハールのある地名を思い出すため)

友人:そう。。ナグラには間違いないけど、クルジャ市ナグラなのさ!

私:ええええええーーーー!もっと早くいってよーーー!
知らないよ。。。クルジャ市だったなんて!!

相方、友人;でもまあ、一か所に何軒もあって気に入ったものがすぐ見つかってよかったってことでいいんじゃないか。。
しかし、今度は実家の近くで買おう!なにせ、1000ルピーぐらい違うかもだよ、、、

と、なんとも大爆笑なのだった、、、。
しかし、我ながら、可愛いのを選んだと思う。。。
P.C.がこれはどうだいって選んでくれたものは、なんだか地味で渋すぎて、なんとなく信楽やきみたいなのばっかり選ぶのですべて却下。。。

もう、あそこにいたら時間を忘れて買い過ぎるかも!!